「しらかば」の歴史

1983年(昭和58年)6月1日
旭川市内で最初の精神障害者の地域共同作業所として、昭和58年に「旭川しらかば共同作業所」設立。全道でも札幌、江別に次いで3番目。障害者の抱える問題を市民活動のレベルで取り上げる例はほとんどなく、退院後の居場所のない時代に、春光町17番地(当時)にあった旭川療育訓練所の一部を借りて開設。月水金の3日間、午後1時から3時半まで20~30名の利用者が割り箸の袋詰め、機織り、フランス刺繍などの製品作り作業をする。その後、週5日開所となり、作業内容も優佳良織の額縁入れの下請けや、規格外の割り箸を利用した木工品や牛乳パックからのハガキ作り、廃油を利用した石鹸作り作業をする。日常の作業で作られた製品は年に10数回あるバザーなどで販売する。
1989年5月12日
「しらかば第二作業所」をボランティア宅にて開設(現「ピア・こすもす」)
2006年3月7日
NPO法人格取得
2006年10月1日
「地域活動支援センターしらかば」へ移行
2008年12月1日
「しらかば(就労継続支援B型)」へ移行

「旭川しらかば共同作業所の会」の成り立ち

精神障害者が地域で生活していく上で、必要な社会的リハビリと、さらにはもう一歩を進めるための職業的リハビリとしての軽作業を主としながら様々な活動に取り組み、利用者のニーズに素朴に対応しながら援助を実践してきました。作業所には「居場所」があって「仲間」がいて「仕事」がある。精神障害者が「そのままの状態で受け入れられ」「理解される場」として作業所はあり、自らの意思で行動していく力を育んでいく場所でもあります。作業所での活動を通して精神障害者が社会的権利を取り戻し、保険・福祉サービスを利用しながら普通の市民生活を送れるようになることが目標であり願いでもあります。
そのような想いから1983年(昭和58年)、旭川精神衛生協会のバックアップにより、医療関係者や保健所職員、患者家族、その他一般市民有志で構成された「旭川しらかば共同作業所の会」が発足し「旭川しらかば共同作業所」は開設されました。
ともに36年目を迎え、私達は現在に至っています。

お願い!!あなたも「旭川しらかば共同作業所の会」の会員になってください

会費(年額)…A会員    1,000円
        B会員    3,000円
        特別会員 10,000円以上(個人及び団体)
*会費は
①特定非営利活動法人旭川しらかば共同作業所への運営支援金として
②会報誌の発行に
③会主催行事等の事業費に
使われます。

*会費を納めればどなたでも会員になることが出来、年2回会報誌『しらかば』をお送りします。
会報誌『しらかば』には、様々な障害を抱えた方、そして彼らの周りにいる人たちが感じていること、いま何が必要とされているのか、市内の精神保健福祉の動向等が書かれています。

◎組織・役員

会長

1名

副会長

1名

理事

8名

監事 2名
代表写真

年2回発行の会報誌『しらかば』